散々な船出となった『MindsEye』のリリース後、開発元のBuild a Rocket Boy(BARB)が再び大規模なレイオフを実施したとKotakuが報じています。今回の解雇によって、スコットランドを拠点とするこのスタジオのスタッフ数は約80人にまで落ち込んだ可能性があります。
約170人が解雇か——スタッフ数は約80人に
Kotakuの報道によると、今回の人員削減で影響を受けた人数の正確な数は不明ですが、約170人が解雇されたとされています。これによりBARBのスタッフ数は約80人にまで減少した可能性があります。
執筆時点でBARBからの公式発表はなく、EngadgetもBARBにコメントを求めていますが、回答は得られていません。ただし、Kotakuが指摘するように、一部の元スタッフがLinkedIn上の投稿で退職を確認しています。その中にはTechnical Level DesignerのJames Tyler氏やAudio DesignerのTom Cross氏などが含まれています。
相次ぐレイオフ——前回は2026年3月初旬
BARBは過去1年間で複数回のレイオフを経験しています。直近では2026年3月初旬に前回の人員削減が発表されており、今回はそれに続く追加の波となります。
3月の削減直後には、パートナースタジオであるIO Interactiveとの関係も解消され、現在『MindsEye』はBARBが単独でパブリッシュしています。IO Interactiveの代表作『Hitman』シリーズとのクロスオーバー企画も中止となっています。
「妨害工作」を主張するBARB——DLCで"陰謀"を語る異例の展開
BARBは一貫して、『MindsEye』のリリース時のバグだらけの状態が悪評を招いた一因であることは認めつつも、スタジオ全体が内外からの「妨害工作(sabotage)」の被害を受けたと主張しています。
さらに異例なのは、その「陰謀」に関する詳細を2026年5月初旬にリリースされたゲーム内のプレイアブルDLCで明かすと約束したことです。ゲームの不振に対する説明をDLCというかたちで提供するという、業界でも前例のない対応と言えます。
スタジオの規模が約80人にまで縮小した可能性がある現状では、今後の開発・運営体制がどこまで維持できるかは不透明な状況です。続報を待ちましょう。
Q&A
Q. BARBは今回のレイオフを公式に認めていますか? 執筆時点では、BARBからの公式発表はありません。Engadgetがコメントを求めていますが、回答は得られていない状況です。一部の元スタッフがLinkedInで退職を確認しているという状況です。
Q. 『MindsEye』の開発・運営は今後も続くのでしょうか? 現時点でBARBからの公式声明がないため、今後の体制については不明です。スタッフ数が約80人にまで減少した可能性があり、開発・運営の継続規模については不透明な状況が続いています。
