「サイドバーがなくなるならEdgeを離れる」——そう訴える数十人ものユーザーの声が上がる中、MicrosoftはブラウザEdgeのサイドバーアプリ一覧を廃止する方針を明らかにしました。まずMicrosoftアカウント(MSA)ユーザーから削除が始まる見込みで、新規アプリの追加はすでに不可能になっています。ただし、Copilotへの影響はないとMicrosoftは明言しています。
新規追加は即日停止、既存アプリも順次消滅へ
XDA DevelopersのSimon Batt氏が伝えたところによると、Windows Latestの情報として、MicrosoftはEdgeのサイドバーに関するドキュメントを更新し、廃止の告知を追加したとのことです。公式の説明は以下の通りです。
「Edgeを簡素化します。サイドバーアプリ一覧は近い将来廃止される予定で、まずMicrosoftアカウント(MSA)ユーザーから対象となります」
変更点は時系列で整理すると2段階になります。現時点(即日):サイドバーへの新規アプリの追加がすでにできなくなっています。近い将来(今後のアップデート):現在アプリタワーにピン留めされているアプリも今後のアップデートで削除されます。廃止の具体的な時期は現時点では確定していません。
なお、Edge Canaryブランチを通じてサイドバーが最終的に廃止される方向性はすでに知られていましたが、今回の公式ドキュメント更新でその理由が初めて明示されました。
つまり、サイドバーに追加したアプリを日常的に使っているユーザーにとっては、現時点ですでに新たなアプリを加えることができなくなっており、既存のピン留めアプリについても今後のアップデートで利用できなくなります。
Copilotは廃止対象外——「改善・強化を継続」と明言
Microsoftは今回の変更がCopilotに影響しないことを明確に述べており、引き続き「改善・強化に取り組む」としています。
XDA DevelopersのSimon Batt氏は、2025年がMicrosoftにとってCopilotを含む各種機能を積極的に追加した年だったとすれば、2026年はそれらを適切な水準に絞り込む年になりつつあるとの見方を示しています。Windows 11においてもCopilotの統合を見直しつつFile Explorerなどのコア部分の改善に注力する動きが見られており、Edgeでも同様の「整理」が進んでいると読めます。
ユーザーの反応——「サイドバーがなくなるならEdgeを離れる」
Windows Latestによると、「数十人のユーザー」からサイドバーが削除されるならEdgeを使うのをやめるという声が寄せられているとのことです。この「数十人」という規模がEdgeの全ユーザー数に対してどの程度の割合を占めるかは明らかではありませんが、サイドバーが一定の熱心なユーザー層に支持されていた機能であることは示しています。
現時点では廃止日が確定していないため、続報を待ちながら動向を注視するのが妥当です。
Q&A
Q. Edgeのサイドバー廃止はいつから始まりますか? 廃止の具体的な日付は現時点では確定していません。まずMicrosoftアカウント(MSA)ユーザーから順次削除が始まるとされており、ピン留めアプリの削除は「今後のアップデート」で実施されます。
Q. サイドバーが廃止された後、同等の機能はEdgeに残りますか? Copilotは引き続き利用可能ですが、サイドバーのアプリタワー自体は廃止される見込みです。
