手書きに特化したE-Inkタブレットで知られるreMarkableが、2026年5月6日に新モデル「Paper Pure」を正式発表しました。上位モデルから一部機能を省くことで399ドルという従来より手の届きやすい価格を実現しています。注文は同日より受け付けており、出荷は2026年6月初旬を予定しています。

何を省いて399ドルを実現したか

Paper Pureが価格を抑えた最大のポイントは、上位モデルに搭載されていたポゴピンコネクターの省略です。このコネクターはキーボードアクセサリー「Type Folio」との接続に使われていたもので、Android Authorityによると、Paper PureはType Folioに対応しない可能性があります。

reMarkableはこの判断について、Paper Pureの体験を手書きに絞り込む意図があると見られます。キーボード入力よりもペンでの筆記を重視するユーザーにとっては、省かれた機能が実質的なデメリットにならない設計といえます。

主要スペック——10.3インチ・300ppi・最大3週間バッテリー

ディスプレイは10.3インチのE-Inkパネルで、解像度は300ppiの「Canvas display」を採用しています。調整可能なリーディングライトも搭載しており、暗い場所での読書や手書きにも対応します。

バッテリーは最大3週間の駆動を謳っており、毎日充電が必要なスマートフォンやタブレットとは一線を画す持続力です。本体重量は約360gで、充電はUSB-Cに対応しています。

内部スペックは2GB RAM・32GBストレージ。書き味に直結するスタイラスの入力遅延は約21msに低下したと報じられており、前モデルからの書き心地の改善が期待されます。ただし、この21msという数値はAndroid Authorityが「reportedly」として伝えているものであり、reMarkable公式による確定値ではありません。

価格・カラー・購入方法

Paper Pureは2種類の構成で販売されます。

  • 399ドル:本体 + Markerスタイラス
  • 449ドル:本体 + Marker Plusスタイラス + Sleeve Folio

カラーはOcean Blue・Mist Green・Desert Pinkの3色展開です。購入はreMarkable公式サイトおよび一部の小売パートナーから可能で、出荷は2026年6月初旬に開始される予定です。

なお、今回の発表に先立ち、2026年3月の時点でリーク情報が出回っていたことも確認されています。

購入を検討するなら、Type Folioのようなキーボードアクセサリーが必要かどうかが最初の判断ポイントです。手書きメモや文書への書き込みが主な用途であれば、399ドルのエントリー構成でも十分な体験が得られる可能性があります。


Q&A

Q. reMarkable Paper PureはType Folioキーボードに対応していますか? ポゴピンコネクターが省略されているため、Type Folioには対応しない可能性があります。ただし、reMarkableが公式に非対応を明言しているわけではなく、現時点では確認されていません。

Q. 上位モデルとの主な違いは何ですか? 最大の違いはキーボードアクセサリー接続用のポゴピンが省かれている点です。ディスプレイサイズ(10.3インチ)や300ppiの解像度、手書き体験そのものはreMarkableのシグネチャー仕様を維持しています。価格は399ドルからと、上位モデルより低い設定になっています。

Q. 日本での発売はいつですか? ソース記事では日本市場向けの発売情報は記載されていません。現時点ではreMarkable公式サイトおよび一部の海外小売パートナーでの販売が確認されています。


出典