Appleが今秋、15を超える新製品を投入する可能性があると報じられています。初の折りたたみ機「iPhone Ultra」、IRカメラ搭載の「AirPods Ultra」、OLEDタッチ対応の「MacBook Ultra」など、ラインナップは例年と比べても大規模です。さらにスマートグラス「Apple Glasses」のお披露目(出荷ではなく発表)も視野に入っていると伝えられています。

iPhone 18ファミリー:ベースモデルは2027年へずれ込みか

今秋のiPhone 18シリーズはハイエンド寄りに再編される見込みと報じられています。標準の「iPhone 18」は秋投入から外れ、2027年初頭に発売される可能性があるとされています。一方で注目は、Apple初の折りたたみ機となる「iPhone Ultra」の登場と伝えられています。

  • iPhone 18 Pro: 可変絞りカメラ、新カラー、より小型化されたDynamic Islandなど
  • iPhone 18 Pro Max: Proの強化点に加え、さらに大容量化したバッテリー
  • iPhone Ultra: Apple初の折りたたみiPhoneと報じられています
  • iPhone Air 2: A20 Proチップ搭載、その他は小幅な変更にとどまる見込み

ただし「iPhone Air 2」の発売時期は現時点で明確ではないとされています。

耳にカメラが載る——AirPods Ultraの賭け

オーディオ・ウェアラブル領域でも目玉が控えています。新しい「AirPods Ultra」は、AirPods Pro 3をベースに、AI機能向けのIRカメラと新型H3チップを搭載すると報じられています。耳元のデバイスにカメラが入ることで、Apple Intelligenceとの連携の幅が広がる可能性があります。

  • AirPods Ultra: IRカメラ、H3チップ搭載
  • Apple Watch Ultra 4: 新しい健康センサー、デザイン刷新ほか
  • Apple Watch Series 12: 現時点でリーク情報はほぼなし

Series 12については情報がほぼ出てきておらず、マイナーアップデートにとどまる可能性もあります。

Mac全方位刷新:M5世代とMacBook Ultraが本命

Macではすでに「MacBook Neo」と新しいMacBook Pro/Airが投入済みで、今秋はデスクトップ系のM5移行と、ハイエンドの新フラッグシップが控えていると伝えられています。

製品チップ主な変更点
M5 Mac miniM5 / M5 Pro小幅な変更にとどまる見込み
M5 Mac StudioM5 Max / 新M5 Ultra新しいM5 Ultraチップを搭載
M5 iMacM5新色を追加
MacBook UltraOLEDディスプレイ、タッチ対応の新ハイエンド機

特に「MacBook Ultra」はOLEDかつタッチ操作対応とされています。

新iPad 2機種:OLED miniとA18搭載ベースモデル

iPadは年内にさらに2機種、iPad miniと新しいベースモデルiPadが控えていると伝えられています。

  • 新iPad mini: OLEDディスプレイ、チップ強化
  • ベースiPad: A18チップ搭載でApple Intelligenceに対応

Apple Home:Siri刷新を待っての一斉展開か

Appleはホーム製品群も拡大する計画とされ、新しいSiriの登場を待っているために投入が遅れていると報じられています。

  • 新Apple TV 4K: A17 Proへ強化、Apple Intelligence対応、カメラ内蔵の可能性
  • HomePad / HomePod Touch: 7インチタッチスクリーン搭載、マグネット式ベース対応の新カテゴリ製品
  • HomePod 3: フルサイズHomePodの後継、Apple Intelligence対応の新チップ
  • HomePod mini 2: 新チップ、オーディオ改善
  • Apple Security Camera: HomeKit Secure Video対応の純正セキュリティカメラ
  • Apple Video Doorbell: Face IDによるスマートロック連携の可能性

大本命:Apple Glassesのお披露目はあるか

そして大本命が「Apple Glasses」(あるいは「Apple Vision」と呼ばれる可能性のあるスマートグラス)です。BloombergのMark Gurman氏は、製品出荷自体は2027年になるものの、Apple Watch・Vision Pro・HomePodと同様、出荷の数か月前となる2026年中にお披露目される可能性があると伝えています。iPhoneと連携し、Siriを軸にしたAI機能、内蔵カメラなどを備えるとされています。

まとめ:いずれも噂・リーク段階の情報

今回のラインナップは、いずれも噂・リーク段階の情報であり、Appleからの正式発表ではない点には注意が必要です。標準の「iPhone 18」が2027年初頭にずれ込む可能性、M5 Ultra搭載のMac StudioやMacBook Ultraの登場、IRカメラ搭載の新AirPods Ultra、Ultra 4の健康センサー刷新、OLED搭載のiPad miniなど、注目ポイントは多岐にわたります。正式発表までは情報の更新を追いながら判断したいところです。

iPhone Ultraの価格・出荷規模とGalaxy Z Fold 8との直接対決

折りたたみiPhoneの市場投入をめぐる事業面の数字も具体化しつつあります。価格面では、iPhone Ultraの開始価格は256GBで$1,999、1TBで$2,399と報じられています。出荷台数についても、Ming-Chi Kuo氏は2026年に300万〜500万台、2027年には2,000万台規模になると見込んでいます。

指標数値・時期
開始価格(256GB / 1TB)$1,999 / $2,399
2026年出荷見込み300万〜500万台
2027年出荷見込み2,000万台
Samsungへの初期発注2,000万台へ増加
量産開始2026年6月→8月へずれ込み

供給面では、AppleはSamsungへの折りたたみディスプレイの初期発注を1,300万〜1,500万台から2,000万台へ引き上げたとされています。一方で量産開始は2026年6月から8月へずれ込んだとDigiTimesが報じており、初動の供給不足が懸念されます。競合面ではSamsungがGalaxy Z Fold 8を2026年7月に投入予定で、Apple foldableと真正面からぶつかる構図となっています。

スマートグラス市場の現状とApple参入のタイミング

Apple Glassesが投入される市場の地形も、ここ1年で大きく動いています。IDCによれば、2025年のVR/MRヘッドセット出荷は42.8%減少した一方、それ以外のXR市場は211.2%成長し、軽量でAI対応のウェアラブルへ需要が移っています。先行するMetaの存在感は大きく、Meta Ray-Banはスマートグラス市場で72.2%のシェアを握っています。

Appleの戦略転換と製品設計

  • 開発体制の見直し: AppleはVision Air(Vision Proの改良版)の開発を一時停止し、人員をスマートグラスへ振り向けたと報じられています
  • 素材とカラー展開: 本体はアセテート製で、4つのスタイルが用意されています
  • 仕上げ: ブラック、オーシャンブルー、ライトブラウンの3色が想定されています

ヘッドセット市場が縮小する一方で軽量XRが急成長するなか、Appleは重量級のVision系から軽量グラスへとリソース配分を切り替えた格好です。

72.2%という圧倒的シェアを持つMeta Ray-Banに対し、Appleがいつ・どの完成度で参入するかが、今後のスマートグラス勢力図を左右する焦点となりそうです。

Q&A

Q. 「iPhone Ultra」は本当にAppleの折りたたみiPhoneですか? 噂・リーク段階の情報で、Apple初の折りたたみiPhoneとして「iPhone Ultra」の名称で投入される可能性が指摘されています。正式発表はまだ行われておらず、確定情報ではありません。

Q. Apple Glassesは2026年中に買えますか? 購入は難しい見通しです。Mark Gurman氏は、お披露目が2026年中に行われる可能性があるものの、ユーザーへの出荷は2027年になると伝えています。Apple Watchなどと同様、発表から発売まで時間が空くパターンになる見込みです。

Q. 標準モデルの「iPhone 18」を待つべきですか? 今秋ではなく2027年初頭に登場する可能性が報じられているため、急がないなら待つ価値はあります。ただし、今秋登場が見込まれるPro、Pro Maxや、Apple初の折りたたみとされるiPhone Ultraのスペックや価格と比較したうえで判断したいところです。なお「iPhone Air 2」の発売時期は現時点で明確ではないと伝えられています。

出典