Samsung Galleryアプリを開いてもOneDrive上の写真が一覧に表示されなくなる日が近づいていると報じられています。MicrosoftがSamsung Gallery同期向けのサポートページを更新し、その内容をAndroid Authorityが報じました。Galleryアプリ単体で「端末内の写真もクラウドの写真もまとめて見られる」現在のシームレスな体験は、終了日を境に失われる可能性があると伝えられています。
MicrosoftがGallery同期の終了日を公式に明示したと報じられる
Android Authorityによると、MicrosoftがSamsung Gallery同期向けのサポートページを更新し、Galleryアプリから直接OneDriveへ写真を同期できる機能の終了日を明らかにしたとされています。
Samsung GalleryとOneDriveの直接連携が終わるという話自体は以前から伝えられていましたが、これまで具体的な終了日は公式には示されていませんでした。今回のサポートページ更新によって、初めてMicrosoft側から明確な期日が示された格好だと報じられています。具体的な日付については、Microsoftの公式サポートページおよび出典元の記事を確認することが推奨されます。
Galleryから写真が消える日——ただしOneDrive本体には残る
Microsoftの説明によれば、終了日を過ぎるとOneDrive上に保存されている写真はSamsung Galleryアプリ上から見えなくなるとされています。ただし写真自体が消滅するわけではなく、OneDriveのウェブサイトや、OneDriveアプリがインストールされた他のデバイスからは引き続きアクセスできると伝えられています。
つまり、写真データそのものは安全に残る一方で、Galleryアプリ単体で「端末内の写真とクラウドの写真をまとめて見る」という体験が失われる可能性があります。日常的にGalleryからOneDriveの古いアルバムをスクロールして確認している人にとっては、運用方法を見直す必要が出てくるかもしれません。
OneDriveへのバックアップを継続する手順
引き続きMicrosoftのクラウドへ写真をバックアップしたい場合は、カメラロールの設定変更とOneDriveアプリのダウンロードが必要になると案内されています。Microsoftが案内している手順は次のとおりです。
- OneDriveアプリを開く
- Microsoftアカウントでログインする(Samsungアカウントとは別の場合がある点に注意)
- 画面左上のアカウントプロフィールをタップ
- 「Camera backup(カメラバックアップ)」を選択
- 正しいアカウントが選択されていることを確認
- カメラバックアップをオンに切り替える
- 写真・動画へのアクセス許可を求められた場合は許可する
この設定を完了すれば、新しく撮影した写真や動画は再び自動的にOneDriveへアップロードされるとされています。
早めに確認しておきたいポイント
終了日が近づいてから慌てないよう、Galleryから日常的にOneDrive同期を使っているユーザーは早めに準備を進めておくのが賢明です。報じられている内容を踏まえると、以下のポイントを確認しておくことが有用です。
- OneDriveアプリのインストール——Galleryからの直接同期がなくなっても、アプリ経由でのカメラバックアップは継続できると案内されています
- Microsoftアカウントでのログイン——MicrosoftのバックアップにはMicrosoftアカウントが必要になる場合があるため、ログイン情報を事前に確認しておくと安心です
- 「Camera backup」のオン・正しいアカウント選択——複数のMicrosoftアカウントを使っている場合、意図したアカウントへアップロードされるかを確認しておくとよいでしょう
なお、Samsungが今後どのような代替手段を用意するかについては、現時点では明らかにされていません。詳細は出典元を参照してください。
受け皿となるSamsung Cloud復活——One UI 8.5で写真バックアップが帰ってくる
OneDrive連携の終了に合わせて、Samsung側が用意する受け皿の輪郭が見えてきています。One UI 8.5アップデートでSamsung CloudがGalleryのバックアップソリューションとして復活し、数年前に縮小されたGallery写真の直接バックアップが再び可能になると伝えられています。Samsung Cloudはすでに通話履歴・メッセージ・設定などのバックアップに対応しており、Galleryファイルが2026年中に加わる見込みです。
気になる無料容量については、次の見通しが報じられています。
- Samsungユーザーには15GBの無料ストレージが提供される可能性があり、これはGoogle Driveの無料枠と同水準で、Galaxy端末上の無料クラウド容量は合計30GBになる見込みです
加えて、Samsung側からの正式な終了告知も予定されているとされ、2026年9月30日時点ではMicrosoftアカウントとSamsungアカウント間の連携情報も削除されるため、終了日を境にアカウント周りの整理も発生する点に留意が必要です。
「双方向同期」から「片方向バックアップ」へ——挙動の違いに注意
移行で見落としやすいのが、同期の仕組み自体が変わるという点です。従来のGallery同期では、Galleryで写真を削除するとOneDrive側からも消える双方向同期でしたが、後継のスタンドアロン版Camera backupでは挙動が異なり、OneDriveにアップロードされたファイルはGallery側の操作とは無関係に残り続けます。普段Galleryで写真を整理してクラウドも同時に片付けていた人にとっては、運用フローの見直しが必要になります。
| 項目 | 旧Gallery同期 | 新Camera backup |
|---|---|---|
| 同期方向 | 双方向 | 端末→クラウドの一方向 |
| Gallery削除時の挙動 | OneDrive側も削除 | OneDrive側は残存 |
| 大容量ファイル | — | 4GB超は自動アップロード不可で手動対応 |
また、Galaxy S25 Ultraユーザーが同期を無効にしていたにもかかわらずOneDriveが一晩で全ギャラリーをアップロードしたとするスクリーンショットを共有するなど、勝手なアップロードに関する苦情も増えています。終了前に整理しておきたい写真は、Galleryアプリの「オリジナルをダウンロード」機能で端末に保存しておく方法も案内されています。
Q&A
Q. Samsungアカウントだけでログインして使えますか? OneDriveへのバックアップを続けるには、Samsungアカウントとは別にMicrosoftアカウントでのログインが必要となる場合があると案内されています。OneDriveアプリ側で正しいMicrosoftアカウントが選択されているかを必ず確認してください。
Q. これまでGallery経由でOneDriveに上げた写真は、手動で移し直す必要がありますか? 写真自体はOneDrive上に残り続けるとされているため、ファイルを移動し直す作業は必要ないと伝えられています。終了後はSamsung Galleryアプリ上から見えなくなるだけで、OneDriveのウェブサイトやOneDriveアプリからは引き続きアクセスできるとされています。
Q. 終了後、OneDriveに保存していた写真は消えてしまいますか? 写真自体は消えないと案内されています。OneDriveのウェブサイトや、OneDriveアプリがインストールされたデバイスからは引き続きアクセスできるとされています。ただしSamsung Galleryアプリ上からは見えなくなる見込みです。
