SamsungがDeXモードに、かつて姿を消していた「タスクバー自動非表示」のトグルを静かに復活させました。再構築されたDeXでは多くのレガシー機能が欠落していたと報じられていましたが、その一つがようやく戻ってきた形です。動画視聴などフルスクリーンで没入したいシーンでの使い勝手が、以前の水準に近づきます。

復活したのは「Auto hide taskbar」トグル

Android Authorityによれば、Samsungは長く使われてきたレガシーのデスクトップ体験を刷新し、再構築版のDeXに移行しました。ところが、この刷新版では旧DeXにあった機能の多くが欠落しており、その中の一つが「タスクバー自動非表示」のトグルだったとされています。

今回のアップデートでこのトグルが復活したことが確認されたと、Android Authorityは報じています。詳細なアクセス手順や対応機種については出典元を参照してください。動画再生中などにタスクバーをすっきり隠したいユーザーには、地味ながら効く改善です。

再構築版DeXの「没入モード」は分かりにくかった

刷新版DeXにも、アプリを最大化した際に没入モードへ移行する仕組み自体は存在していたとされます。ただし操作はあまり直感的ではなく、最大化ボタンを長押ししてメニューを呼び出し、そこから没入オプションを選ぶ必要があったと報じられています。

タスクバーを消せること自体は同じでも、入口が分かりにくかったわけです。今回復活したワンタップ式の自動非表示トグルは、これに比べてはるかに手軽な解決策となります。

段階的に復活する旧機能

刷新版DeXの登場以降、Samsungは段階的に旧機能を復元してきていると、Android Authorityは伝えています。今回のタスクバー自動非表示のトグル復活も、その流れの一つに位置づけられます。これまでに復活が報じられた具体的な機能の一覧や詳細については、出典元の記事を参照してください。

DeXを日常的に使うユーザーにとっては、「失われたものが戻ってくる」流れが続いている格好です。自分の端末で同トグルが利用できるかどうか、対応機種の範囲を含めた詳細は出典元を参照してください。

One UI 8.5で戻ってきた機能とアクセス手順

今回のトグル復活は、Galaxy S26シリーズ向けの最近のOne UI 8.5アップデートで確認されたものです。実際に有効化するには、設定アプリのSamsung DeX向け「Connected display」メニューを開き、画面タイムアウトの調整オプションの下に新設されたトグルを操作します。

復活したのはタスクバー自動非表示だけではありません。

One UI 8.5以降でDeXに段階的に戻された主な機能

  • オンスクリーンキーボードの表示位置を選べるオプション
  • 接続したディスプレイ側のスピーカーへサウンドを出力するオプション
  • 本稿の主題であるAuto hide taskbarトグル

なお安定版の配信スケジュールについては、Galaxy S25ユーザー向けのOne UI 8.5安定版が、韓国での4月30日の初回配信に続き、グローバル市場では5月4日から提供開始される見込みとされています。手元の端末で同トグルが見当たらない場合は、まずアップデートの到来を待つ必要があります。

Galaxy S26世代でのDeX強化と「電話との同時利用」

タスクバー自動非表示の復活と並行して、Galaxy S26世代のDeXはデスクトップ体験そのものも底上げされています。Galaxy S26ではDeXが小幅にリニューアルされ、最大4つのデスクトップ空間をサポートし、それぞれで5つのアプリを同時に実行できるようになりました。Windowsライクな多面ワークスペースに近い使い勝手です。

項目Galaxy S26世代のDeXでの挙動
デスクトップ空間最大4つ
各空間のアプリ同時実行数5つ
外部接続時の電話本体One UI 8.5として通常動作を継続

注目すべきは電話本体の扱いです。外部ディスプレイ上でDeXが動いている間も、電話側ではOne UI 8.5がアクティブのまま稼働し、メッセージへの返信や通話の応答、通知の確認が可能です。さらに設定アプリからは、モニターの出力解像度の調整、マウスやトラックパッドの追従速度の変更、Galaxy S26自体を外部ディスプレイ用のタッチパッドとして使う設定までカスタマイズできるとされています。

Q&A

Q. このトグルはどの端末で使えますか? Android Authorityの記事では、トグルの復活が確認された事実が報じられていますが、対象機種の範囲についての詳細は出典元を参照してください。

Q. なぜこの機能が一度消えていたのですか? SamsungがDeXを再構築した際に、旧来のデスクトップ体験から多数のレガシー機能が引き継がれなかったためと報じられています。タスクバー自動非表示もその一つで、新DeXには含まれていなかったとされます。

Q. 没入モードと自動非表示トグルは何が違うのですか? 刷新版DeXにも没入モードはあるものの、最大化ボタンを長押ししてメニューから選ぶ必要があり、直感的ではないと報じられています。自動非表示トグルは設定からオン/オフするだけで済むため、より手軽に同等の効果が得られます。

出典