大容量バッテリー、200MPメインカメラ、そして€999(約17万円)から——POCOの次期フラッグシップ「POCO F9 Pro」「POCO F9 Ultra」の仕様がリークとして伝えられ、Android Authorityは「発売間近」と報じています。中国で先行したRedmi K100 Pro / Pro Maxの欧州版と見られると報じられており、大容量バッテリーとSnapdragon 8 Elite Gen 5、Boseブランドのスピーカー搭載が示唆されているとされます。なお、これらの詳細スペック・価格は現時点でリーク情報として伝えられている段階であり、正式発表による確定情報ではない点に留意が必要です。

大容量バッテリー——中国版より容量は抑え目とされる

伝えられているリーク情報によれば、F9 Ultraは8,050mAh、F9 Proは6,330mAhのバッテリーを搭載するとされます。数字だけを見ても近年のフラッグシップとしては頭一つ抜けた水準で、ヘビーユースでも1日半〜2日クラスの持続が期待できる規模感です。

一方、中国で先行するRedmi K100 Pro / Pro Maxはそれぞれ8,580mAh / 9,070mAhと、欧州版は容量が絞られる見込みだと報じられています。急速充電については100Wの有線充電とUSB Power Deliveryへの対応が引き継がれると伝えられています。

Snapdragon 8 Elite Gen 5+200MPカメラ、両モデル共通の中身とされる

主要スペックのリーク内容として伝えられているのは以下のとおりです。185Hzという高いリフレッシュレートはスクロールやゲーム時の残像感を抑える方向に効き、200MPセンサーはピクセルビニングによる暗所耐性の向上が見込まれます。

項目POCO F9 ProPOCO F9 Ultra
ディスプレイ6.59インチOLED / 185Hz6.85インチOLED / 185Hz
SoCSnapdragon 8 Elite Gen 5Snapdragon 8 Elite Gen 5
メインカメラ200MP・f/1.68200MP・f/1.68
超広角8MP50MP
望遠50MP・3倍光学ズーム50MP・5倍光学ズーム
フロント32MP32MP
バッテリー6,330mAh8,050mAh

Snapdragon 8 Elite Gen 5については、伝えられているリーク情報によると、Redmi K100系で採用されたとされる廉価版が搭載されるかどうかは、現時点では明らかにされていないと報じられています。

Boseスピーカーと通知LEDリング、価格は€999からと伝えられる

背面デザインは両モデルでほぼ共通で、カメラアイランド上にBoseブランドのスピーカーシステムを配置しているのが特徴とされます。F9 Ultraはさらに、スピーカーモジュール周囲にLEDによる通知リングを備える点で差別化されると報じられています。

価格については、ドイツでの想定価格として次の水準が挙げられていると伝えられています。

  • POCO F9 Ultra(16GB/512GB): €999(約17万円)
  • POCO F9 Pro(12GB/256GB): €799(約13万5千円)

昨今のフラッグシップ相場からすれば驚く水準ではないものの、当面価格が下がる兆しは見えないとの見方も示されていると伝えられています。日本市場での正式展開についてはリーク段階では触れられておらず、欧州での正式発表とグローバル展開の有無が次の焦点となりそうです。

グローバル認証は7月に完了、展開地域に日本を含む見込み

POCO F9 Pro(型番2607APCA5G)とPOCO F9 Ultra(型番26077PC53G)は、7月23日にシンガポールのIMDAとインドネシアのSDPPIをクリアし、GSMAのIMEIデータベースにも登録済みと報じられています。型番末尾の「G」はグローバル版を示す識別子とされ、認証面での準備が整いつつある状況です。

想定される展開地域

  • EEA(欧州経済領域)
  • トルコ
  • インドネシア
  • 台湾
  • ロシア
  • 日本

一方でインドは対象外と伝えられています。SDPPIおよびIMDAの認証取得から実際の販売開始までは通常4〜6週間程度とされ、前世代より約3か月早いスケジュールで動いていることから、ローンチ時期は例年の11月ではなく10月へと前倒しになる可能性が指摘されています。

兄弟機Redmi K100 Pro Maxは中国で先行発売、価格と構成が判明

欧州版の元となるRedmi K100 Pro Maxは、2026年8月11日19時(現地時間)に中国で正式発表されました。ディスプレイは6.9インチAMOLED(解像度1,200×2,608)、メモリはLPDDR5X、ストレージはUFS 4.1を採用しています。

構成(RAM/ストレージ)中国価格
12GB / 256GB4,499元
12GB / 512GB4,899元
16GB / 256GB5,099元
16GB / 512GB5,499元
16GB / 1TB5,999元

カラーはBlue・White・Black・Redの4色展開で、Xiaomi公式ストアではプロモーション価格として4,199元からの表示も確認されています。欧州向けの€799/€999という想定価格帯と比較すると、中国国内価格との差は依然として大きく、グローバル版におけるプレミアムの位置付けが浮かび上がります。

Q&A

Q. 欧州版のPOCO F9 Ultraを買う価値はありますか?中国版Redmi K100 Pro Maxとの違いは? リーク情報として伝えられている内容によれば、バッテリー容量は中国版のほうが大きい(9,070mAh / 8,580mAh vs 8,050mAh / 6,330mAh)一方、欧州版はグローバル対応バンドやGoogleサービスの利用性で有利と見られます。国際バンドとPlayストアを重視するなら欧州版、電池最大化と価格を重視するなら中国版という住み分けになりそうです。

Q. Snapdragon 8 Elite Gen 5はフル版と廉価版どちらが搭載されますか? 現時点では明らかにされていません。Redmi K100系で採用されたとされる廉価版か通常版かは、リーク情報でも特定されていないと報じられています。

Q. 日本での発売予定はありますか? 今回伝えられているリークはEU向けモデルの情報であり、日本での展開についての言及はありません。

出典