Honorが次期スマートフォン「Honor 600シリーズ」向けに、マグネット式の着脱可能な背面ディスプレイをアクセサリーとして投入すると報じられています。セルフィー撮影のミラーやリモートシャッター代わりに使える設計で、価格もゲームパッド程度に抑えられる見込みとされています。Android AuthorityのAkshay Gangwar氏は、SamsungやGoogleにも同様のアプローチを採用してほしいと評価しています。
Honor 600シリーズに着脱式の背面ディスプレイが付属か
中国の著名リーカーであるFixed Focus DigitalがWeiboに投稿した内容として、Honor 600シリーズが背面にスナップ式で取り付けられる磁気ディスプレイ・アクセサリーと共に登場する可能性が伝えられています。ユーザーはこの画面を端末の背面に装着し、セルフィー撮影時のプレビュー画面として使ったり、好みの壁紙(記事ではアニメ壁紙の例が挙げられています)を表示して見せたりできるとされています。
さらに別のWeibo投稿では、ディスプレイを本体から取り外して、撮影時のリモートシャッターとして本体側のカメラを操作する用途にも対応するとされています。なお、これらは公式発表ではなくリーク段階の情報であり、最終仕様は変更される可能性があります。
内蔵型と「着脱式」の違い——XiaomiやNothingの背面画面と比較
スマホ背面ディスプレイ自体は近年トレンド化しており、Xiaomi 17 UltraやNothing Phone 4a Proのようにディスプレイを本体に内蔵するモデルがすでに登場しています。一方で今回のHonor 600シリーズのアプローチは、必要なときだけマグネットで貼り付け、不要なときは外しておけるという点が異なります。
Android Authorityは、内蔵型よりも「スナップオン/オフできる自由度」のあるマグネット式の方が好ましいとの見方を示しています。背面画面付きのスマホケースが人気を集めていることを踏まえると、背面に画面を持たせるという発想自体には一定の支持があると言えそうです。
価格・展開地域・読者投票の状況
価格についてリーカーは「ゲームパッドとほぼ同程度」と説明しており、アクセサリーとしてはそれほど高価にならない見込みです。ただし具体的な金額や、対応する充電・通信方式の詳細はまだ明らかにされていません。
販売地域については、Honor 600シリーズおよびこのマグネット式背面ディスプレイは米国市場には投入されないと報じられています。日本市場での展開可否についても現時点で公表されていません。
Android Authorityの記事内で行われた読者投票(12票時点)では、「着脱式の磁気背面ディスプレイが欲しいか」という問いに対して以下のような結果になっています。
| 回答 | 比率 |
|---|---|
| はい、便利そう | 33% |
| いいえ、目新しさだけの機能 | 67% |
票数自体が少ないため傾向としての参考にとどまりますが、現時点では「novelty(目新しさ)どまり」と感じている読者が多数を占めています。
SamsungやGoogleが追随する可能性は
同記事では、PixelにMiracastを後付けするより、Google純正のこうした背面ディスプレイ・アクセサリーを出した方が実用的ではないか、との意見も示されています。背面カメラは前面カメラより一般に解像度や夜景性能が高いため、背面側で構図を確認しながらセルフィーを撮れる利点は確かにあります。
ただし、SamsungやGoogleが同種のアクセサリーを実際に展開するかは公表されておらず、現段階ではあくまで「追随を期待する」というレビュアー個人の評価にとどまります。リーク自体もWeiboの著名リーカー経由の非公式情報であるため、現時点では続報を待つのが妥当です。
中国版Honor 600シリーズの本体仕様とグローバル版との差分
Honorは中国市場で5月25日にHonor 600シリーズを発表する予定で、中国版はグローバル発表モデルと異なる印象を与える内容になる見込みです。注目すべき変更点はリデザインされたリアカメラモジュールで、グローバル版が長方形のカメラアイランドを採用するのに対し、中国版はピル型の水平カメラバーを採用しています。
主な中国版固有の仕様は次の通りです。
| 項目 | 中国版Honor 600 Pro | グローバル版 |
|---|---|---|
| バッテリー | 8,000mAh | 7,000mAh |
| カメラ配置 | ピル型水平バー | 長方形アイランド |
| メインカメラ | 200MP | 200MP |
| 望遠 | 50MPペリスコープ、3.5x光学ズーム | 同等 |
カラーバリエーションはLucky Star、Obsidian Black、Light Feature Blue、Green Appleの4色で、標準モデルは12GB/256GBと12GB/512GB、Proは12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GBの3構成が用意されます。
背面ディスプレイ「マジックメダリオン」の本体構造と追加機能
リーク画像から、着脱式画面のハードウェア構成も少しずつ明らかになっています。
ハードウェア構成
円形の静電容量パネル、金属筐体、背面にブランディングを備えた「デジタルメダリオン」と呼べる形状で、USB-C充電ポートと電源ボタンを搭載し、磁石でスマートフォン背面に装着する仕組みとされています。中国のソーシャルメディアに投稿された画像では、レザー製のキャリーポーチがパッケージに同梱される可能性も示されています。
撮影プレビュー以外の用途
当初報じられたセルフィー鏡やリモートシャッター以外にも、用途は広がっています。
- 通知の表示、追加照明(フィルライト)の提供、カメラ操作などに対応
- キーホルダーのように持ち歩いて壁紙を変えられ、動画再生にも対応する見込み
- アニメ壁紙のサポートに加え、画像やその他ファイルの共有も可能
対応機種はHonor 600とHonor 600 Proの両モデルとされています。
Q&A
Q. Honor 600シリーズの磁気背面ディスプレイは日本でも買えますか? 現時点で日本展開は公表されていません。Android Authorityは米国市場には投入されないと報じており、まずは中国市場が中心になる可能性があります。
Q. 背面ディスプレイは何に使えるのですか? リーク情報では、(1) 本体背面に装着してセルフィー撮影時のプレビュー画面やお気に入り壁紙の表示に使う、(2) 取り外してリモートシャッター代わりに本体側カメラを操作する、という2つの用途が挙げられています。
Q. 価格はどれくらいになりそうですか? リーカーは「ゲームパッドとほぼ同程度」と述べており、それほど高価にはならないと見込まれています。具体的な金額は明らかにされていません。
