画面とゲームパッドが分離し、外したパッドはNintendo Switch・iOS・PCのワイヤレスコントローラーとしても使える——そんな風変わりなAndroid携帯ゲーム機「GAMEMT E5 Modx」のテスト動画が新たに登場したと報じられています。販売元のRoyibeilaは本機がテスト段階にあり、近日中に入手可能になる可能性があると伝えられています。Android Authorityが2026年5月20日付で報じています。

エミュレーション用の携帯機としてだけでなく、手持ちのSwitch・iPhone・PCでもサブパッドとして流用できれば実質1台3役以上の使い方ができる、というのが本機の独自性として注目されていると伝えられています。

キックスタンド付き分離ディスプレイ+金属製ゲームパッドの本体形状が判明

オンラインストアのRoyibeilaは、GAMEMT E5 Modxの筐体(シェル)を映した動画を投稿したと報じられています。動画では、分離可能なディスプレイ部と、ボタン用の切り抜きが施された金属製ゲームパッドの形状を確認できるとされています。

その後、本機がPlayStation 2タイトル「God of War」を動作させているテスト動画も追加で公開されたと伝えられています。同店のプロモーション動画もYouTubeで公開されており、ディスプレイ部にはNintendo Switchを彷彿とさせるキックスタンドが備わっている様子もうかがえると報じられています。

Android Authorityは、GAMEMTは必ずしも高品質な携帯機メーカーとして知られているわけではないものの、画面とゲームパッドを分離できるという独自性が注目を集めていると伝えています。

着脱式ゲームパッドがSwitch / iOS / PCとも同期可能か

プロモーション動画で新たに判明したとされるのは、着脱式コントローラーの対応範囲です。GAMEMT E5 Modxのゲームパッドは、Androidはもちろん、Nintendo Switch・iOS・PCとも同期できる可能性があると伝えられています。

Android携帯ゲーム機本体としての用途だけでなく、外したコントローラーを他プラットフォームのワイヤレスゲームパッドとして流用できるという設計は、エミュレーション機としては珍しい構成と読める内容です。プロモーション動画では追加のスペック情報は明かされていないとされています。

公開済みスペックは控えめな構成と報じられる

GAMEMTが公表しているとされる本体スペックは控えめな構成で、MediaTek Helio P60をSoCに採用し、RAMは3GB、ディスプレイ解像度は1024×768といった内容が伝えられています。詳細な構成については出典元を参照してください。

Helio P60はMediaTekのミドルレンジ向けチップで、現行のハイエンド携帯機と比べると性能面で見劣りする構成です。PS2のような6世代タイトルのエミュレーション中心の用途を想定した割り切りと読める内容です。

テスト段階で「近日入手可能」——予約開始は近いか

Royibeilaはソーシャルメディア投稿で、本機が現在テスト段階にあると説明したうえで、近日中に誰でも入手できるようになる可能性に言及したと伝えられています。予約注文の開始が近い可能性も示唆されていると報じられています。ただし、具体的な発売日・価格は現時点では明らかにされていません。

スペックは控えめですが、画面とゲームパッドを分離できる独自構造と、マルチプラットフォーム対応のコントローラーという尖った設計は、レトロゲーミングや小型機好きにとって見逃せない要素と読める内容です。具体的な発売日・価格、そして他の分離型機との比較ポイントについては、続報が待たれます。

メーカーはShenzhen Mantech——磁気着脱と金属シェルの設計詳細

GAMEMT E5 Modxを手がけるのは深センのShenzhen Mantech Technologyで、着脱式の携帯ゲーム機と磁気接続のBluetoothモバイルゲームコントローラーを統合したクロスオーバー製品として位置づけられています。

ハードウェア構成の追加情報

  • ディスプレイは5.5インチ・1024×768で、コントローラーモジュールをマグネットでスマートフォンに装着できる構造です。
  • 4:3アスペクト比のパネルを採用し、本体の「頭脳」はディスプレイモジュール側に内蔵され、コントローラーに差し込んで遊ぶ設計とされています。
  • ストレージは3GB RAMに加え、32GBと64GBの2構成が用意されると伝えられています。
  • ディスプレイ背面にはキックスタンドが備わり、ボディはプラスチック、ディスプレイ周りのシェルはCNC加工の金属で、プレミアム感と耐久性を両立しているとされます。MagSafeアタッチメントは別売で提供される見込みです。
  • 長時間プレイ時の安定性確保のため、高性能な冷却システムも搭載されているとされています。

競合機種と市場文脈——RAM不足下で相次ぐ「変わり種」携帯機

E5 Modxの位置づけを理解するうえで、2026年のAndroid携帯機市場の動向は欠かせません。RAM不足が携帯機市場を直撃する中でも、エミュレーション機にとって興味深い年となりつつあり、ここ数週間はANBERNICの画面回転式「RG Rotate」のリークも続いています。

価格面でも比較対象が見えてきています。

比較項目内容
想定競合機Retroid Pocket 5(約$150〜$200)との価格比較が、着脱コントローラーの価値判断を左右する見込みです
単体ゲームパッド相場GameSirやRazer Kishiなどスマホ用ゲームパッドは$40〜$70が一般的です
競合の追随予測人気が出ればRetroid、AYN、Anbernicが今後のモデルで類似の着脱式設計を検討する可能性があります

スマホ連携の流れでは、OnePlusも4月28日発売のAce 6 Ultraで、スマホをゲーム機化するアタッチ式ゲームパッドを公式に投入しています。携帯機本体と外付けコントローラーの境界が溶けつつある中、E5 Modxの「両方を1台で兼ねる」アプローチは独自色を保つ設計といえます。

Q&A

Q. GAMEMT E5 Modxはどんなゲーム機ですか? ディスプレイ部とゲームパッドが分離できるAndroidベースの携帯型エミュレーション機とされています。テスト動画ではPlayStation 2タイトル「God of War」の動作が確認されていると報じられています。

Q. ゲームパッドは他のゲーム機でも使えますか? プロモーション動画によると、着脱式コントローラーはAndroid・iOS・PC・Nintendo Switchと同期できる可能性があると伝えられています。

Q. 発売日や価格はわかっていますか? 現時点では具体的な発売日や価格は明らかにされていません。販売元のRoyibeilaは本機がテスト段階にあり、予約開始が近い可能性に言及していると報じられています。

出典