『Rebirth』比3倍超のシネマティクス、2倍超のワールドサイズ——これほど具体的な数値を含んだ「ファイナルファンタジーVII リメイク」三部作の最終章に関する詳細なリーク情報が、海外ゲームフォーラム「ResetEra」に投稿され、コミュニティで激しい議論を巻き起こしています。しかしWccftechは「Could Be Too Good To Be True(良すぎて信じられない可能性がある)」と報じており、内容の具体性とその信憑性への疑問という緊張感こそが、この議論の核心となっています。本作はまだ公式には発表されておらず、6月5日のSummer Game Festまで約1ヶ月——果たしてこの情報はどこまで信頼できるのでしょうか。

2027年初頭、新タイトル名も? リークの全容

ResetEraユーザー「PimplePoppingPunk」が投稿したこのリーク情報は、「Square Enixのマーケティングと Summer Game Festスタッフの間のどこかで働く人物の代理として投稿している」と説明されています。投稿者によると「その人物は開発者ではなく、今後の発表に関わる業務を通じて得た情報のみを知っている」とされています。

リークによると、本作は2026年6月5日のSummer Game Fest開幕ショーケースで発表される可能性があるとされています。ショーのクローザーとしては却下されたとも伝えられており、冒頭付近での公開になると報じられています。

リーク情報に含まれる主な項目は以下のとおりです。

  • タイトル名:「Final Fantasy VII Return」
  • 発売時期:「2027年初頭」のローンチウィンドウ
  • 追加プレイアブルキャラクター:永続プレイアブルな3名が追加(うち1名は完全新規キャラクター)。リーク情報ではCidとVincentに加えた第3のキャラクターの存在も示唆されています
  • 新オプション戦闘システム:「Active Turn Action」と名付けられた新システム
  • ナラティブシネマティクスの量:『Rebirth』比で3倍以上(時間換算)
  • ワールドサイズ:『Rebirth』比で2倍以上。ミッドガルへの帰還も含まれるとされています
  • トリプルパック:『Remake』『Rebirth』『Crisis Core –Final Fantasy VII– Reunion』を同梱したコレクションが2026年ホリデーシーズンに発売

なぜWccftechは「信じがたい」と言うのか

Wccftechは、このリークには信憑性を損なう複数の要素があると指摘しています。

まず、『Rebirth』比で3倍以上のナラティブシネマティクスという数字は、前作の映像量を考えると「本当に信じがたい」とWccftechは述べています。ワールドサイズ2倍超についても、Highwindによる空中移動(シリーズのスケールを再定義するとも言われています)・すでにリメイクされたワールドの再利用・水中セクションを組み合わせれば不可能ではないものの、やや非現実的だとWccftechは伝えています。

最大の疑問点として挙げられているのが、「Active Turn Action」システムです。シリーズのクラシックモードの進化版でありながら、オリジナル版のATBシステムへの回帰でもあるとされており、画面転換を伴うターン制に近い内容が説明されています。しかし『Rebirth』はアクション戦闘をさらに強化した作品であり、バトルディレクターのTeruki Endō氏が過去に次のように語っていたこととも、このリーク内容は真逆の方向性を示しています。「戦闘においては、プレイの自由度をもっと追求したい。縛りをかけてバランスを取るだけでなく、冒険的にさまざまな新要素に取り組みたい。皆さんにも楽しみにしていただきたい」(Wccftechによる報告)。

では、どこまで信じられるのか?——信頼性を判断する2つの材料

信憑性を判断する上で重要な材料が2つあります。

1つ目は、著名なインサイダーのLaytonWright氏による評価です。同氏はこのリーク情報は「外れている」と述べています。ただし、具体的にどの部分が誤りなのかはまだ明かされていないため、Wccftechによると一部の情報が正確である可能性も残っているとされています。

2つ目は、ResetERAのフォーラム運営体制です。ResetERAのフォーラムスタッフは通常、インサイダー情報を共有するユーザーに対して証拠の提示を求めています。そのため、リーク投稿者が証拠を提出したかどうかは比較的早い段階で判明する見込みです。

なお、ディレクターの浜口直樹氏は、同氏が手掛けてきたポート(移植版)のモメンタムを活かしたいとして、本作の発表・発売がそう遠くないことを示唆する発言をしていると報じられています。

Summer Game Festまであと約1ヶ月——どう注目すべきか

今回の高い完成度のリークが引き起こした議論が示すのは、クラウドの旅の結末をコミュニティがいかに強く待ち望んでいるかという事実です。LaytonWright氏の否定的評価やWccftechの懸念を念頭に置きつつも、6月5日のSummer Game Fest開幕ショーケースは引き続き注目しておく価値があります。リーク内容の真偽は、その場で明らかになる可能性が高いと言えるでしょう。


Q&A

Q. FF7リメイクPart 3はいつ発売されますか? 公式にはまだ発表されていません。ResetEraに投稿されたリーク情報では「2027年初頭」のローンチウィンドウが示されているとされていますが、これは非公式の情報源によるものであり、確認されていません。

Q. 「Active Turn Action」とはどのような戦闘システムですか? リーク情報によると、シリーズのクラシックモードの進化版でありながら、オリジナル版のATBシステムへの回帰でもあるとされるオプション戦闘システムです。ただし、バトルディレクターTeruki Endō氏の過去発言と方向性が真逆であることから、Wccftechはこの部分をリーク最大の疑問点として挙げています。

Q. このリーク情報はどの程度信頼できますか? 著名なインサイダーのLaytonWright氏が「外れている」と述べており、信頼性には疑問符がついています。ただし、どの部分が誤りかは現時点で明かされていないため、一部の情報が正確である可能性は否定されていません。また、ResetERAのフォーラムスタッフが通常インサイダー情報の証拠提示を求める点も、信憑性判断の一材料となります。

出典