AppleがwatchOS 27(内部コードネーム「Orchid」)で、Modular Ultraにインスパイアされた新しいウォッチフェイスをテストしている可能性があると報じられています。BloombergのMark Gurman氏がニュースレター「Power On」で伝えたもので、画面上部の約3分の2を時計が占め、その下に3つの小さなコンプリケーションが並ぶ、情報量を絞ったすっきりしたデザインが特徴になるとされています。
Modular Ultraの「良いとこ取り」——大きな時計は残し、密度を下げる
Gurman氏の報告によると、テスト中のウォッチフェイスはModular Ultraの大きな時計表示を踏襲しつつ、情報の詰め込みを抑えたレイアウトになっているとのことです。
具体的には、Gurman氏は次のように述べています。「特に目を引くものがある。Modular Ultraデザインを簡略化したもので、Ultraフェイスと同じ大きな時計を持ちながら、中央の大きなコンプリケーション、時刻上部の3つの小さなコンプリケーションの列、そしてベゼル周りに配置された情報を省いている」
Gurman氏の報告によると、このフェイスでは画面上部の約3分の2を時計が占め、その下に3つの小さなコンプリケーションが並ぶレイアウトが検討されているとされています。天気・アクティビティ・カレンダー・バッテリー・ワークアウトといったデータへのクイックアクセスを確保しながら、フェイスを読みやすくすることを意識した設計と読めます。
なぜ今、Ultraデザインを標準モデルに?
Apple Watch Ultraは大型ディスプレイを持つため、Modular Ultraのようにベゼル周りまで情報を敷き詰めるデザインが成立しています。しかし同じ発想を小さなSeriesモデルに適用すると、画面が窮屈に感じられるという課題がありました。
AppleはこれまでWayfinder・Modular Ultra・WaypointといったウォッチフェイスをUltraシリーズ専用として提供し、技術的・アウトドア志向のアイデンティティを演出してきました。watchOS 27で検討されているとされる簡略版Modularフェイスは、そのUltraらしい見た目の一部を、標準Apple Watchユーザーにも開放する動きと読めます。
Gurman氏は、多くのユーザーは終日画面の端まで情報を詰め込む必要はなく、明確な時刻表示といくつかの便利なショートカット、一目で把握できるレイアウトを求めていると伝えています。
watchOS 26.5では「Pride Luminance」フェイスも
watchOS 27の話題とは別に、Appleはwatchos 26.5に向けて恒例のPrideウォッチフェイスのアップデートも準備していると報じられています。今年のバージョンは「Pride Luminance」と呼ばれているとされていますが、詳細はまだ明らかになっていません。
日常使いの観点でより注目されているのは、watchOS 27で登場する可能性のある新Modularフェイスです。Gurman氏は、Appleが最も実用的なウォッチフェイスのひとつを、より多くのモデルで使いやすくすることに取り組んでいると伝えています。
現時点ではAppleによる公式発表はなく、あくまでテスト段階の情報です。続報や正式発表を待ちながら、watchOS 27に関する今後の情報に注目するのが妥当でしょう。
Q&A
Q. 新しいModularフェイスはApple Watch Ultraでも使えますか? 現時点では対応モデルについて確認されていません。報道では「標準Apple Watchモデルで読みやすい」という文脈で紹介されており、Ultraを含む全モデルへの対応可否はAppleの公式発表を待つ必要があります。
Q. watchOS 27はいつリリースされますか? ソース記事には具体的なリリース時期の記載はなく、現時点では未確認です。
Q. 現在のModular Ultraフェイスとの違いは何ですか? Gurman氏の報告によると、新フェイスはModular Ultraと同じ大きな時計表示を持ちながら、中央の大きなコンプリケーション・時刻上部の3つの小さなコンプリケーション・ベゼル周りの情報を省いた設計になっているとされています。画面上部の約3分の2を時計が占め、下部に3つの小さなコンプリケーションが並ぶレイアウトが検討されているとのことです。
出典
- The Mac Observer — watchOS 27 Could Bring "Less Dense" Modular Face to Apple Watches
