Lenovoが投入した「Yoga Slim 7x (Gen 11)」は、Qualcommの最新SoC「Snapdragon X2 Elite」を搭載した14インチ薄型ノートPCです。Windows Centralのレビューによれば、スタート価格は$1,199.99(約18万円)で、Lenovo公式サイトのデビュー時には$1,099.99(約17万円)で提供されています。Cale Hunt氏は「数週間にわたりフルタイムで使った初のWindows on ARMノート」とし、長時間バッテリーと優れた性能を高く評価しています。

Snapdragon X2 Elite搭載モデルの価格構成

スペック表上の開始価格は$1,199.99(約18万円)ですが、Lenovo公式サイトでのデビュー価格は$1,099.99(約17万円)となっています。エントリー構成はSnapdragon X2 Plus(X2P-42)、16GB LPDDR5x RAM、512GB NVMe SSD、14インチFHD+(1920x1200)OLEDタッチディスプレイを備えます。

上位構成は以下のとおりです。

構成チップRAMSSDディスプレイ価格
エントリーX2 Plus (X2P-42)16GB512GBFHD+ OLEDタッチ$1,099.99〜
中位X2 Elite (X2E-80)32GB1TBFHD+$1,699.99(約26万円)
最上位X2 Elite (X2E-88)32GB1TB2.8K OLEDタッチ$1,899.99(約29万円)

レビュー機は最上位のX2E-88構成で、Cale Hunt氏は「執筆・重めのブラウジング・写真編集・ストリーミング・メールに数週間フルタイムで使った初のWindows on ARMノート」と述べています。Amazonでは$1,095.99(約17万円)、Best Buyでは$1,849.99(約28万円)での販売も確認されています。なお、Lenovo USAでは15%オフ($200引き)で$1,099.99のセールも案内されています。

性能とバッテリーの評価

Cale Hunt氏は、Snapdragon X2 Eliteの性能について「Lenovoの謳い文句に応えるどころか、いくつかの領域では期待を超えた」と評価しています。具体的なベンチマーク数値や他チップとの比較スコアの詳細は出典元を参照してください。

70Whのバッテリーは終日駆動可能とされ、Windows Centralのレビューでは「all-day battery life(終日駆動)」が長所として挙げられています。一方で、ゲーミング用途や、Windows on ARMで動作に問題が出る特定の重ワークロードには非推奨と明記されています。

4スピーカー・9.2MPウェブカム・OLEDという装備

ソースのスペック表によれば、薄さ0.55インチ(13.9mm)・重量は2.58ポンド(1.17kg)からのアルミ筐体で、MIL-STD-810H準拠、剛性も高いとレビューされています。なお、レビュー本文ではレビュー機の重量について「2.73ポンドで終日持ち運びやすい」と記載されており、構成により実重量は異なる点に注意が必要です。一方で、ポート構成はUSB4(USB-C形状)×3のみで、3.5mmオーディオ・USB-A・HDMIはすべて省かれています。アクセサリ運用にはアダプタやThunderboltドックが事実上必要になります。

注目装備は以下です。

  • オーディオ: 2Wツイーター×2 + 2Wウーファー×2の計4基構成、Dolby Atmosチューニング
  • ウェブカム: 9.2MP、マニュアル式eシャッター、IRセンサー(Windows Hello対応)、Human Presence Detection
  • ワイヤレス: Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4
  • キーボード: 快適なバックライト付きキーボード

弱点としては、グレア(光沢)仕上げのディスプレイ、FHD+モデルが60Hz止まりであること、ハプティックタッチパッド非搭載、そして限られたポート構成が挙げられています。

ディスプレイ仕様

スペック表によれば、14インチ・FHD+(1920x1200)OLED・タッチ・400nits(HDRで600nits)・グロッシー・60Hz・Dolby Vision対応です。上位構成では2.8K OLEDタッチも選択可能です。なお、中位構成(X2E-80)のディスプレイ記載はソースのスペック表上「non-touch FHD+ touch display」と矛盾した表記があり、詳細は出典元を参照してください。

学生・家庭用途なら買い、ゲーマーやUSB-A多用派は要検討

Windows Centralは、ゲーミングや特殊な重負荷ワークロードを想定しない層にとっては「素直にオススメできる」レンジに入ったと評価しています。

逆に、Windows on ARMで動かないアプリを業務で使うことが確定している人、ゲーミング主体の人は避けるべきとされています。また、ポートがUSB4×3しかないため、外部モニタ・USB-A機器・有線オーディオ・HDMI出力を多用する人はThunderboltドックの追加導入が前提になります。米国ではLenovo公式で15%オフ($200引き)の$1,099.99セールも案内されており、購入検討時はチェックする価値があります。日本での発売・価格に関する情報は、現時点で公表されていません。

Q&A

Q. このモデルは日本で購入できますか? 現時点で日本での正式な発売・価格に関する情報は公表されていません。米国Lenovo・Amazon・Best Buyでの取り扱いが確認されている段階です。

Q. Windows on ARMで動かないアプリはありますか? Windows Centralのレビューでは、ゲーミング用途や「特に重い特化型ワークロード」には非推奨と明記されています。具体的な非対応アプリ名はレビュー本文では列挙されていないため、業務で使うアプリの対応状況は個別に確認することが推奨されます。

Q. ポート不足はどの程度の問題ですか? USB4(USB-C形状)×3のみで、3.5mmオーディオ・USB-A・HDMIは省かれています。Cale Hunt氏は「アクセサリ使用時にはアダプタ数個かThunderboltドックがほぼ必須」と指摘しています。

出典